2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧
『ワセダ三畳青春記』などで知られる作家の高野氏が、ソマリランド、プントランド、そして南部ソマリアで取材した内容を綴ったルポルタージュ。 「これ以上面白いノンフィクションはもう二度と読めない」という帯のキャッチコピーどおり、ソマリアに単身乗り…
国際協力銀行のプロジェクトファイナンス部長(当時)である加賀氏を中心に、実際に同業務に携わる実務者たちが、その概要と実務上のポイントについて解説した本。 当方は実際にプロジェクトファイナンスの組成や、そうしたプロジェクトに直接関わったことは…
陰気な見かけだが頑張り屋の爽子と、爽やかで明るいが奥手な風早が、不器用ながらも互いの気持ちを通わせて行く様子を描いた、北海道の高校を舞台にした恋愛コミック。 しばらく離れている間に日本では大ヒットになって映画化までされているらしく、あまりに…
NJS経営工学研究所などで上下水道の技術・経営に長く関わってきた玉真氏が、世界の水問題や国内外の水ビジネスの現状と展望を、一般向けに平易に解説した本。 上下水道の分野では、長年にわたって地方自治体が大きな存在感を見せているが、近年国内でも民営…
「アフリカの奇跡」と形容されるジェノサイド以降のルワンダの経済発展と、それを成したカガメ現大統領のリーダーシップについて描いたノンフィクション。 著者は米国人ジャーナリストと経営コンサルタントだけあって、偏ったイデオロギーやややこしい経済理…
国連顧問のコロンビア大学教授であるサックス氏が、前著『貧困の終焉』からより一歩進んで、貧困のみならず環境、人口、そしてそれを可能にするグローバルな協調体制といった世界の問題について包括的な処方箋を示そうと試みた本。 前著『貧困の終焉』で同氏…
『エコノミスト南の貧困と闘う』で知られるニューヨーク大学のイースタリー氏が、過去の途上国への開発援助を批判し、開発における個人や市場インセンティブの重要性、今後の援助のあるべき姿について語った本。 開発援助から安直な「資金ギャップ・アプロー…
世界各地のおいしいコーヒーを追い求めるコーヒーハンターとして知られる川島氏が、レユニオン島の幻のコーヒー「ブルボン・ポワントゥ」を復活させた経験を中心に、自らの半生を描いた本。 川島氏の略歴の詳細は上記のリンクを見てもらえば良いが、高校卒業…
アフリカ野球友の会の代表である友成氏が、1996年から99年にかけてガーナのナショナル野球チームを監督として率いた経験を描いた本。 同氏がガーナに駐在員として赴任したのが1996年、青年海外協力隊との親善試合で出会った自称ガーナナショナルチームを、ひ…