Foomin Paradise (読書ブログ)

経済や歴史、フィクションを中心に読んでいます。500冊までもう少し。

2008-09-18から1日間の記事一覧

塩見 直紀 『半農半Xという生き方』

「半農半X」というキーワードを提唱して活動している塩野さんの2003年の単行本を新書化。この機会に本屋に購入しました。 ・「半農半X」とはなにか? ⇒「小さな暮らし」と「充実感ある使命」。 最低限食べていけるだけの主食や野菜を栽培しつつ、残りの時間…

小林 多喜二 『蟹工船/一九二八・三・一五』

いま『蟹工船』が再度ブームになっているらしい。ニュースによれば、新潮文庫版は2008年上半期になんと40万部を増刷。「言われてみれば、まだちゃんと読んでないなあ」と思い岩波文庫版を購入。 劣悪な環境に押し込まれ、来る日も来る日も極寒の海で蟹を取り…

箭内 昇 『メガバンクの誤算 銀行復活は可能か』

もと長銀(日本長期信用銀行)の役員・箭内さんによって書かれた、2002年当時の日本の大手銀行のウィークポイントについて分析した新書。 タイトルにあるメガバンクのみならず、批判の対象は銀行業界の対異質そのものにも向かいます。2002年から現在までの6…

R・A・ハイフェッツ、M・リンスキー 『最前線のリーダーシップ』

ハーバード大学院ケネディスクールの人気教授が、リーダーシップの実践技術について分析した教科書を当時の日本の留学生が翻訳した本。元大臣の竹中平蔵先生が監訳。 翻訳者のなかに自分の会社出身の方が居り(いま経営コンサルタント)、その方と知り合いの…