Foomin Paradise (読書ブログ)

経済や歴史、フィクションを中心に読んでいます。500冊までもう少し。

2008-05-11から1日間の記事一覧

吉村 昭 『熊嵐』

一昨年に没した大作家・吉村さんが、大正4年に北海道手塩山麓の開拓村を恐怖の渦に巻き込んだ「日本獣害史上最大の惨事」を元に描き、1977年に発表したドキュメンタリー小説。 230ページほどの文庫本で、短時間で読めます。アマゾンの紹介コーナーで…

日本経済新聞社 編 『されど成長』

日本経済新聞の2006年から続いた長期連載「成長を考える」の単行本化。単行本化にあたって、タイトルが『されど成長』となっていることからも分かるように、昨今の格差問題・市場重視の風潮に「疲れた」日本人に経済成長の重要性について改めて認識する…

森田 まさのり 『ROOKIES』

90年代後半の少年ジャンプ連載時代にリアルタイムで読んでいて、同誌のなかで毎週楽しみにしていたマンガのひとつ。いまどきありえない熱血漢の国語教師・川藤を中心に、不良の掃き溜めとなっていた二子玉川学園高校野球部が、たった2名からの復活、10…

中島 孝志 『20代にやっておくべきこと』

単行本の発行は1996年と少々古い本だが、2003年に文庫化されており、タイトルに引かれて先日購 入。若年層のホワイトカラーを取り巻く環境は急速に変化しているとはいえ、この本のエッセンスはまだ まだ生きていると思う。 例によって印象に残ったポイントを…