本田 直之 『レバレッジ時間術』
経営コンサルタント・本田氏による「レバレッジ」シリーズの時間編。同氏が冒頭で述べているとおり、全ての資源のなかで一番重要なものは「時間」に他ならない。その時間をいかに「消費」から「投資」に変えるか、心構え・ノウハウを述べた本。
2007年に購入し目を通したものを、今回再読。印象に残ったフレーズを幾つか。
2007年に購入し目を通したものを、今回再読。印象に残ったフレーズを幾つか。
・どんな状況に置かれても決して「忙しい」と言わない
もし「忙しい」と感じても、「その忙しさは、成功している企業の経営者を凌ぐほどでしょうか。あるいは一国の大統領や首相より時間に追われているでしょうか。そう考えれば、『自分なんかまだまだ甘い』ことが良く分かります」と本田氏。まさにそのとおり。
もし「忙しい」と感じても、「その忙しさは、成功している企業の経営者を凌ぐほどでしょうか。あるいは一国の大統領や首相より時間に追われているでしょうか。そう考えれば、『自分なんかまだまだ甘い』ことが良く分かります」と本田氏。まさにそのとおり。
・やりたいこと・やるべきことのための時間を、あらかじめスケジュールから天引きする
そうすれば、「締め切り効果」が生まれ、その時間内で成果を出すことを考えるようになる。「インプット」「アウトプット(仕事時間)」「生活」「プライベート」のうち、時間投資の元手としてもっとも重要な「インプット」の時間をまず天引きすること。具体的に言えば、本や各種レポート、新聞・雑誌を読んだり、講演に参加したりニュース・ドキュメンタリーを見たり聞いたりする時間、か。
そうすれば、「締め切り効果」が生まれ、その時間内で成果を出すことを考えるようになる。「インプット」「アウトプット(仕事時間)」「生活」「プライベート」のうち、時間投資の元手としてもっとも重要な「インプット」の時間をまず天引きすること。具体的に言えば、本や各種レポート、新聞・雑誌を読んだり、講演に参加したりニュース・ドキュメンタリーを見たり聞いたりする時間、か。
・「ビフォア9」の使い方で人生が変わる
早寝早起きの効能は、普通のサラリーマンであればもはや常識。「ビフォア9」の時間帯は、本田氏のような読書の他、トレーニングや散歩などのリフレッシュ、集中が必要な仕事、などにも向いている。
早寝早起きの効能は、普通のサラリーマンであればもはや常識。「ビフォア9」の時間帯は、本田氏のような読書の他、トレーニングや散歩などのリフレッシュ、集中が必要な仕事、などにも向いている。
どれも頭の中では心がけているつもりなのだが、なかなかどうして「毎日しっかりできている」と言い切れない事ばかり。これからも日々実行あるのみ。
(2007年発行、幻冬舎新書)