Foomin Paradise (読書ブログ)

経済や歴史、フィクションを中心に読んでいます。500冊までもう少し。

稲垣 理一郎、村田 雄介 『アイシールド21』

 連載6周年を迎えた『週刊少年ジャンプ』連載のアメフト漫画。「アメフトのルールを知らなくてもなんとなく分かる」が評判だそうですが 笑、例にもれず自分も最近はまってます。先週末も漫画喫茶で全巻読み直してしまいました。

 連載当初は個性的なキャラクターとかわいい絵に魅せられて読んでましたが、最近はライバルの強豪チームとの試合中にぶつかり合う奇策と戦術、純粋に展開の面白さが凄いです。そろそろまとめて大人買いしても良いかな、とまで思えてきました。

 今月4日発売の31巻で、ついに関東大会が終了。ベンチプレス200キロ超の蛾王を擁する白秋ダイナソーズに対し、泥門デビルバッツはクオーターバック・蛭魔が右手骨折の危機の中、栗田との蛾王のライン一騎打ちガチンコ勝負。劇的な逆転勝ちを収めます。
 この漫画のもうひとつのいいところは、テンポがさくさく進むところ。関東大会を制したところで、関西王者・帝黒アレキサンダースの陣容があっという間に明らかになります。そのなかには、主人公である泥門のランニングバック・セナが拝借していた伝説のプレイヤーの称号・「アイシールド21」の「本物」、大和がいました。

 ジャンプ紙上では帝黒とのクリスマスボウル・全国大会決勝がいよいよ佳境。高校史上最強のランニングバック・大和とレシーバー・鷹を擁する帝黒にどこまで迫れるのか。毎週月曜日が楽しみな今日この頃です。
                                                                              (集英社、2008年8月時点で31巻まで発行)


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